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GUIDE 64 / ルール・運用

AIツールの安全性を比較するには|プラン・保存・連携先の確認表

AIサービスのセキュリティ確認項目を、データ・権限・接続・契約・運用に分けて整理。未確認と対応予定を区別し、導入判断へつなげる表を紹介します。

制作にAIを使用。具体例・計算例は説明用です。公開日:2026-09-20

AIツールの選定では、サービス名だけの比較表にすると判断材料が足りません。同じサービスでも、契約プラン、管理設定、接続するアプリによって、利用する条件が変わるためです。候補ごとに「今回使う構成」を一行で書いてから比べます。

公式資料と実際の設定を同じ欄に残す

確認日、資料URL、該当箇所、管理画面で確認した設定、未確認事項を記録します。紹介記事の要約だけでは、いま契約する条件を確定できません。資料が見つからない欄は「未確認」とし、安全とも危険とも決めつけないでください。

項目 問い合わせ・確認する内容
学習利用 入力・出力が改善に利用される条件と変更方法
保存期間 履歴、添付、ログの保持と削除後の扱い
契約プラン 個人契約と会社管理の対象範囲
管理機能 利用者、管理者、共有、認証を制御できるか
外部連携 どの情報をどのサービスへ渡すか
委託先 データ処理に関係する公開情報と契約条件
削除 原本、検索索引、バックアップの扱い
ログ 誰が何を閲覧でき、何が記録されるか

必須条件を満たすかを先に見る

例えば、部署限定の資料を扱う予定なのに、利用者ごとの閲覧範囲を実装できるか分からない場合は、比較点数の合計で採用を決めません。架空資料の試行に範囲を絞り、実データの利用判断を保留します。

料金を比較するときも、必要な管理機能を備えたプランで条件をそろえます。安い個人プランの価格と、組織管理を含む別製品の価格を同じ列で比べると、必要費用を見落とします。

連携を追加したら再確認する

最初は文章の下書きだけでも、後から社内ストレージやメールに接続すると、取得できる情報と実行できる操作が増えます。採用時の確認表に「構成変更時に再確認する項目」を残します。

導入前の最低限の記録は、用途、情報区分、構成、必須条件、確認結果、判断者、判断日です。運用が決まっていないところを、AIに安全性の点数で埋めさせる使い方は避けてください。AIへ入力する資料の決め方も併せて確認できます。

「対応しています」の回答を、利用する構成で確かめる

セキュリティの質問票は、項目を埋めることが目的ではありません。利用予定のプラン、地域、接続方法、管理設定で条件を満たせるかを確認します。

要求の例 確認する証拠 判断の書き方
利用者ごとに権限を分けたい 設定画面・試験結果 この構成で確認済み
保存先と期間を把握したい 契約・現行仕様・個別回答 確認日と適用範囲を記録
退職者の接続を停止したい 停止試験・対象一覧 セッションやAPIを含めて確認
事故時に連絡を受けたい 窓口・契約条件・手順 担当と連絡経路を記録

「未確認」「提供者が対応予定と説明」「設定済み」「試験済み」を別にします。必須条件を満たさない項目を、他の加点で埋め合わせないようにしてください。機微な情報や外部への実行を扱う用途では、確認できるまでは対象を縮めるなど、業務の設計も含めて判断します。

候補ツールと必要な業務が決まっている場合は、比較表の未確認欄を持って導入条件を相談してください。

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