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議事録の決定事項とTODOの違い|迷いやすい12の発言と確認例

決定事項・未決事項・TODOの違いを、12の曖昧な会議発言で解説。確認質問と記録例を使い、発言を合意へ強めずに分類します。

制作にAIを使用。具体例・計算例は説明用です。公開日:2026-09-20

決定事項は、会議で合意した方針や条件です。TODOは、その後に誰かが実行する作業です。両方を一つの欄に入れると、方針だけ決まったものを作業完了と扱ったり、検討作業を決定済みと読んだりしやすくなります。

AIに整理させるときも、決定、未決、行動を別欄にします。発言が前向きだからという理由で、合意済みに変えないことが大切です。

一つの発言から、複数の要素を取り出す

架空の発言「まずA案を候補にします。費用を確認してから正式に決めましょう。山田さん、見積もりを確認してください」を考えます。この例では、A案を候補にする方針を権限のある参加者が明示的に合意し、山田さんも確認作業を引き受けた前提です。合意や担当の引受けが記録で確認できなければ、確認事項として残します。

区分 整理する内容
決定事項 A案を候補として検討する
未決事項 A案を正式に採用するか
TODO 山田さんが見積もりを確認する
期限 発言に記載なし。要確認

「A案に決定」とだけ書くと、費用確認の条件が消えます。一方、「見積もり確認」のTODOだけでは、なぜ確認するかが伝わりません。

迷いやすい12の発言を、確認質問へ変える

同じ言葉でも、発言者の権限や前後の合意で意味が変わります。以下は架空の発言を分類するための確認例であり、語句だけで決定扱いする規則ではありません。

発言 現時点で記録できること その場で聞くこと
よさそうですね 肯定的な感想 採用の決定として記録してよいですか
その方向で進めましょう 方針の提案、または合意候補 合意した範囲は方針までですか、実施までですか
基本的には問題ないです 留保のある見解 残っている条件は何ですか。条件を満たせば承認ですか
検討します 本人が引き受けた検討作業 何を検討し、いつ結果を共有しますか
持ち帰ります 社内確認の予定 誰に何を確認し、いつ回答しますか
できれば来月中に 希望時期 作業と担当は決まっていますか。合意できる期限はいつですか
前回のとおりで 前回合意への参照 前回記録のどの項目を指しますか
あとはお任せします 委任の意向 任せる作業と、事前確認が必要な範囲はどこですか
予算が取れれば 予算を前提にした検討 予算確保後の実施まで合意済みですか
一旦これで 暫定案、または暫定的な合意 暫定採用としてよいですか。いつ見直しますか
たぶん大丈夫です 見込み 確認済みの条件と、まだ確認していない条件は何ですか
そこは調整します 調整の申し出 誰が何を調整し、何をもって完了にしますか

回答が得られたら、元の発言と確認への回答を一緒に記録します。「予算が取れれば」の一言だけで条件付き採用が決まったとは扱いません。採用の意思まで合意した場合に限り、その条件付き決定と、条件を確認するTODOを分けて残します。

TODOは、成果物が分かる動詞にする

「A案」「スケジュール」だけでは、何を行うか不明です。「A案の見積もり条件を確認し、比較表に追記する」「候補日を三つ集め、担当者へ確認する」のようにします。

ただし、発言にない成果物をAIが追加してはいけません。会議で具体化されていなければ、作業内容そのものを確認事項にします。期限がない場合も、都合のよい日を埋めないようにします。

分類を確かめる指示文

あなたは議事録の分類担当です。会議メモを発言ごとに読んでください。
出力:決定事項/未決事項/TODOの三表。各行に元の発言と位置を付けます。
TODOは担当/作業/期限、決定事項は合意した範囲と条件を記載してください。
一つの発言に複数要素があれば分け、不明な点は参加者への確認質問へ回します。
肯定的な感想・希望・検討予定を、正式な合意へ強めないでください。

会議の最後に、三つを読み合わせる

会議が終わる前に、決定、保留、次の作業を短く読み上げると、参加者が訂正できます。AIが整理した内容を後から配るだけより、合意の違いを早く見つけられます。

次の会議では、TODOが終わったかだけでなく、その結果で未決事項を判断できるかを確認します。見積もりを受け取ったことと、A案を採用したことは別の進捗です。

作業を一覧で追う場合は、会議後の対応表と指示文を参照してください。

同じ発言に、決定と条件が混ざっている場合

「この案で進めたい。費用が予算内なら来月から」という発言は、無条件の開始決定ではありません。「進めたいという意向」「予算内という条件」「来月という候補時期」を分けます。誰が金額を確かめるか発言にない場合は、担当を想像して埋めません。

記録を共有する前に、決定欄の各行へ「合意を確認できる原文」「条件」「未確認点」を対応させます。TODO欄には行動、担当、期限を置き、欠けている項目は未定と示します。参加者の確認で状態が変わったら、元の候補を黙って消すのではなく、確認日と確定内容を残すと引き継ぎやすくなります。

会議後に合意の確認をやり直すことが多い場合は、分類に迷う発言例を匿名化して会議後の対応整理を相談できます。決定と次の作業を別々に確かめる方法を整理します。

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