桐生市 × ビエラ市
2028年に65周年1963年3月、桐生市を訪れたイタリア駐日大使と桐生市長の会談を機に、共に織物産業を基盤とする都市同士として提携の話が進みました。同年4月24日にビエラ市議会が、10月12日に桐生市議会がそれぞれ提携を議決し、繊維のまち同士の国際姉妹都市となりました。ビエラ市は世界有数の毛織物産地として知られています。
出典: 桐生市公式サイト
織物、陶磁器、温泉、火山、そして遣欧使節——。日本とイタリアの41の提携すべてを、各自治体の公式情報にあたって検証し、「なぜこの二つの都市が結ばれたのか」を出典付きで整理しました(2026-07-05時点)。
出典: 各カード記載の自治体公式情報+自治体国際化協会(CLAIR)姉妹(友好)提携データ。CLAIR未収載2件(嬬恋村×ポンペイ・湯河原町×ティヴォリ)は当社監査で発見し自治体公式情報から補遺。一次確認が取れていない項目はその旨を明示しています。
糸がつないだ都市たち。日伊の姉妹都市の原点には、いつも織物がありました。
1963年3月、桐生市を訪れたイタリア駐日大使と桐生市長の会談を機に、共に織物産業を基盤とする都市同士として提携の話が進みました。同年4月24日にビエラ市議会が、10月12日に桐生市議会がそれぞれ提携を議決し、繊維のまち同士の国際姉妹都市となりました。ビエラ市は世界有数の毛織物産地として知られています。
出典: 桐生市公式サイト
織物のまち十日町市と、絹製品の産地として名高いコモ市が、絹織物を仲立ちとして交流を始めました。1973年と1974年の絹織物親善使節団の相互訪問を経て、1975年2月27日に姉妹都市提携を結びました。以来、使節団の相互派遣や青少年交流など、50年にわたる交流が続いています。
出典: 十日町市公式サイト
ファッションのまちフィレンツェ市との提携を望む岐阜の繊維産業界からの強い要望や市議会への陳情を契機に、提携の気運が高まりました。都市規模や地勢が似ていること、ともに繊維産業の中心地であることなどの共通点を背景に、1978年2月8日に姉妹都市提携を結びました。
出典: 岐阜市公式ホームページ
一宮市とイタリアとの関係は、2005年の愛・地球博を契機に始まりました。当時の一宮市国際交流員の出身地であった縁から、2007年より「せんい・ファッション」をキーワードにトレビーゾ市との交流が始まりました。2013年1月30日、トレビーゾ市庁舎で友好都市提携の調印式が行われました。
出典: 一宮市公式サイト
陶磁器、家具、石、クルマ、ワイン、にんにく——産業の共通項が都市を結びます。
美濃焼の産地である土岐市と、マヨリカ焼で知られるファエンツァ市が、ともに「陶磁器の街」であることを縁として、1979年10月23日に姉妹都市提携を結びました。陶磁器という共通の文化基盤のもと、提携40周年・45周年の記念事業を行うなど交流を重ねています。
出典: 土岐市公式ウェブサイト
家具産地として知られる大川市と、家具関連産業約1,000社を擁する欧州屈指の家具産地ポルデノーネ市との縁で交流が始まりました。1987年7月4日に両市の姉妹都市交流委員会が設立され、同年9月19日に姉妹都市を締結。1988年の親善使節団来市以降、青少年の相互派遣などの交流が続き、2018年には提携30周年の覚書が交わされました。
出典: 大川市公式サイト
坂祝町にある中日本自動車短期大学と、マラネロ市のイプシア・フェラーリ校との姉妹校交流が長年続いてきたことを背景に、友好都市提携へと発展しました。2012年2月21日、マラネロ市庁舎で両首長による調印式が行われました。提携後は中学生のマラネロ市ホームステイ留学などの交流が行われています。
出典: 坂祝町公式ウェブサイト
1994年、ローマにアトリエを構える彫刻家が大谷地区の地下空間を視察し、石の彫刻の背景として最適と評価したことが契機です。大理石の町ピエトラサンタ市との相互訪問が重ねられ、1995年8月3日、同市長を迎えて市議会議場で文化友好都市提携確認書に調印しました。石の文化を共有するまち同士の提携です。
出典: 宇都宮市公式サイト
両市はワイン醸造の伝統とスローシティのまちづくりという共通点を持ち、2010年の市長訪問をきっかけに交流が始まりました。2013年12月16日、双方のまちの発展と文化・経済・市民の交流を目的とする友好都市提携書に両市長が調印しました。提携書には伝統的名産品の品評会や市民の相互訪問などが掲げられています。
出典: 牛久市公式サイト(例規集)
共ににんにくの名産地であり、いずれも米国ギルロイ市と姉妹都市であった縁から、1990年にギルロイ市の紹介を受けて田子町から2名が同町を訪問し、交流が始まりました。互いの町の祭りへの訪問などで親交を深め、1992年9月11日、同町の町長を田子町に迎え、町議会議場で姉妹都市協定書に調印しました。
出典: 田子町公式サイト
「東洋のナポリ」「日本のサンレモ」。風土の相似が友情になりました。
当時のサンレモ市観光局次長が来日した際、熱海の景色がサンレモによく似ていると感じたことがきっかけとなり、日伊貿易協会の仲介で提携の話が進みました。1976年11月10日に姉妹都市提携の調印式が行われました。記念事業として両市が互いに相手国様式の庭園を造り、熱海市にはサンレモ公園が設けられています。
出典: 熱海市公式ウェブサイト
湯河原町商工会を中心とした民間レベルの交流が先行し、温泉という共通の観光資源を持つこと、ティヴォリ市が温泉治療の先進地であることから、温泉活用の将来を見据えて2016年9月16日に友好親善都市提携に至りました。
出典: 湯河原町公式サイト
温泉保養都市アバノテルメ市と、伊香保温泉を擁する旧伊香保町との温泉地同士の縁により、1993年3月31日に姉妹都市提携が締結されました。2006年の市町村合併により渋川市が提携を継承し、姉妹都市児童作品展への参加などの交流が続けられています。
出典: 群馬県公式サイト
伊東市の松川で行われる「タライ乗り競走」と、リエティ市のベリノ川で行われる樽乗り競走という類似の水上行事が機縁となりました。1981年には伊東観光協会とリエティ市の太陽の祭り委員会が姉妹関係を結び、民間交流が先行しました。こうした交流を経て、1985年7月21日に友好都市提携を結びました。
出典: 伊東市公式サイト
錦江湾に桜島を望む鹿児島市は、ベスビオ火山を擁するナポリ市と風景がよく似ていることから、古くから「東洋のナポリ」と呼ばれてきました。1955年頃から両市民の間で文通が始まって提携の気運が高まり、ロンドンタイムズ東京支局長らの仲介・協力により、1960年5月3日に姉妹都市盟約が宣言されました。
出典: 鹿児島市公式サイト
熊野市は2001年11月、イタリア・カンパニア州の観光都市ソレント市と姉妹都市提携に調印しました。翌2002年にはソレント市訪問団の来市や市の友好都市産業調査団のソレント市派遣が行われ、2003年には提携を記念する国際交流ピアノコンサートが開催されるなど、文化・産業両面の交流へ発展しています。
出典: 三重県公式サイト
遣欧使節、火山災害、世界遺産。数百年単位の物語が現代の提携に結実しています。
1615年に慶長遣欧使節の支倉常長一行がローマ教皇謁見のためチビタベッキア市に上陸したことを契機とする歴史的な縁で結ばれています。行政交流や青少年・文化交流を重ね、慶長遣欧使節出帆400年の節目である2013年7月8日に姉妹都市提携を締結しました。同市のカラマッタ広場には石巻市が寄贈した支倉常長の銅像が建っています。
出典: 石巻市公式サイト
キエーティ市は、1579年に現在の南島原市口之津港へ上陸し、有馬にセミナリヨを設けて天正遣欧少年使節を送り出したイエズス会巡察師アレッサンドロ・ヴァリニャーノの出身地です。この歴史的な縁から中学生の海外派遣やホームステイ受入れなどの交流が重ねられ、2016年11月8日に友好都市提携が結ばれました。
出典: 長崎県国際交流協会
16世紀に天正遣欧使節が安土の街を描いた屏風絵を携えてマントヴァを訪れたという歴史的な縁により、旧安土町が2005年2月20日にマントヴァ市と提携を結びました。2010年3月の市町合併後は近江八幡市が提携を継承し、マントヴァ音楽祭の開催や学校給食での姉妹都市料理の提供など市民レベルの交流が続いています。
出典: 近江八幡市公式サイト
浅間山噴火の火山災害史を共有する縁から交流が始まり、2022年7月4日に友好都市協定を締結しました。村は嬬恋村国際交流協会とともにポンペイ市交流展を開催し、同市の中学生から贈られた絵画や写真の展示などの交流を進めています。
合掌造り集落の白川村とトゥルッリの家並みが残るアルベロベッロ市は、ともに人々が暮らしながら世界文化遺産を保存・継承する地域であり、観光地化に伴う課題も共有しています。2001年にアルベロベッロ市側から提携の打診があり、相互訪問による交流を経て、2005年3月3日に姉妹友好提携を締結しました。
出典: 白川村役場公式サイト
旧歌津町とベザーノ町は、共に世界的に貴重な魚竜化石の産地である縁から交流を展開し、1995年からは中学生の相互ホームステイなど町を挙げた交流が続いたとされています。町制施行40周年を記念する1999年に国際交流の盟約を締結したとされます(2005年合併前の旧歌津町による提携)。
※ 提携日・種別は公的Web上で一次確認が取れておらず、CLAIR記載に基づきます。
出典: CLAIR姉妹提携データ
絵本、オルガン、オペラ、将棋とチェス、そしてピノッキオ。
1981年に区立美術館で「第1回ボローニャ国際絵本原画展」を開催したことを契機に、絵本を通じた交流が始まりました。1993年からは「ボローニャ・ブックフェアinいたばし」を開催し、2004年には「いたばしボローニャ子ども絵本館」が開館しました。交流25年目にあたる2005年7月7日に友好都市交流協定を締結しました。
出典: 板橋区公式ホームページ
オルガン建造家がピストイア市のオルガン修復に携わったことをきっかけに、白川町とピストイア市の交流が始まりました。1994年10月30日に姉妹都市提携を結びました。白川・イタリアオルガン音楽アカデミーの開催などオルガン文化を軸とした交流が続き、2024年には提携30周年記念事業が行われました。
出典: 白川町公式ウェブサイト
音楽家ロッシーニ生誕の地であるペーザロ市とは、ロッシーニ歌劇場管弦楽団による掛川市でのコンサート開催や、ミラノ万博での両市の会談を通じて関係が深まりました。2016年9月20日に姉妹都市提携を締結しました。文化面を基盤に、産業や観光などの分野でも発展的な交流が期待されています。
出典: 掛川市公式サイト
インド生まれのチャトランガを起源として東西に伝わった将棋とチェス、その伝統行事である天童市の「人間将棋」とマロスティカ市の「人間チェス」という共通の縁で交流が始まりました。1989年4月22日に姉妹都市提携を締結し、以来、訪問団の相互往来など活発な交流を続けています。
出典: 天童市公式サイト
「日本のへそのまち」を掲げる渋川市と「イタリアのへそ」と呼ばれるフォリーニョ市は、「へそ」を縁として交流を始めました。2000年5月23日に姉妹都市提携を結びました。提携後は児童作品展示会の相互開催やフォリーニョ産オリーブオイルの輸入販売など、市民レベルの交流が続いています。
出典: 渋川市公式ホームページ
ピノッキオの著者コッローディの故郷であるトスカーナ州ペシャ市との提携は、2000年の九州・沖縄サミットを契機に生まれたとされています。提携関係の存在は沖縄県広報誌の市町村別一覧で確認できますが、提携年月日・経緯の詳細は村・県の公式Webで確認できず、一次確認が必要です。
※ 提携日・種別は公的Web上で一次確認が取れておらず、CLAIR記載に基づきます。
出典: 沖縄県広報誌「美ら島沖縄」
ラ・スペツィア市出身のアーティストから友好の始まりを象徴する芸術作品が泉佐野市に寄贈されたことが提携のきっかけとなりました。2025年9月24日、同市市長をはじめとする代表団を泉佐野市に迎えて友好都市提携の調印式が行われ、泉佐野市にとって初のヨーロッパの都市との提携となりました。
1959年に駐日イタリア大使が京都を訪問して京都市長と懇談したことから提携構想が生まれ、同年に市長がフィレンツェを訪れて豊富な文化遺産など両市の類似性に感銘を受けました。1963年に京都市会の了承、翌年フィレンツェ市参事会の賛同を経て、1965年9月22日に姉妹都市提携が成立しました。
出典: 京都市公式サイト
都と州、大都市同士。経済と行政のスケールで結ばれた提携です。
東京都とローマ市は1996年7月5日、当時の東京都知事とローマ市長の調印により友好都市提携を結びました。締結以来、環境やスポーツなどの分野で交流を重ねています。2026年には締結30周年の節目を迎え、両都市の首長が会談して一層の連携強化を確認しました。
出典: 東京都政策企画局
日伊それぞれを代表する商工業都市である大阪市とミラノ市は、1981年6月8日に姉妹都市提携を結びました。提携後はファッション・デザイン分野をはじめ経済・文化・スポーツ・学術など幅広い交流を重ね、2022年には大阪城とスフォルツェスコ城の友好城郭提携も締結されています。
出典: 大阪市公式サイト
2001年1月の名古屋市立大学芸術工学部とトリノ工科大学の学術交流協定締結を機に両市の交流が本格化しました。2003年12月に駐日イタリア大使からトリノ市の提携意向が伝えられ、2004年5月に名古屋市長がトリノ市を訪問して基本合意。日伊文化協定締結50周年にあたる2005年5月27日、名古屋市公館で調印式が行われました。
出典: 名古屋市公式サイト
前橋市民とオルヴィエート市民による民間交流の深まりを背景として、1997年12月12日に友好都市提携を締結しました。以来、文化・スポーツ・産業・教育など幅広い分野で民間レベルの友好関係が続けられており、2017年には提携20周年を迎えました。
出典: 前橋市公式サイト
甘楽町は1983年10月20日、トスカーナ州フィレンツェ県のチェルタルド市と友好親善姉妹都市提携を結びました。チェルタルド市は「デカメロン」の作者ボッカッチョ生誕の地として知られる小都市です。以来、中学生研修団のホームステイ相互派遣や、ワイン・オリーブオイルの輸入販売など幅広い交流が続いています。
出典: 甘楽町公式サイト
ヴェローナ市に販売会社を置くキヤノン株式会社の仲介により両市の交流が促進され、1992年7月30日に姉妹都市提携を結びました。以後、文化・青少年交流が重ねられ、提携30周年にあたる2022年度には漫画を通じた文化交流など記念事業が実施されています。
出典: 長浜市公式サイト
教員海外派遣事業で青森県の訪問団がリグーリア州を訪れたことを契機に交流が始まりました。1998年7月の文化観光立県宣言記念式典に州教育専門官を招待した際、双方から文化観光・芸術など幅広い分野での交流が提案され、職員派遣や事前協議を重ねました。2002年5月7日の友好協定調印に至りました。
出典: 青森県公式サイト
1997年、宮城県出身でイタリア在住の芸術家を通じてローマ県から交流の意向が伝えられたことを契機に、文化・スポーツなど幅広い分野で交流が重ねられました。2001年6月の宮城県議会決議を経て、同年10月に来県したローマ県知事と宮城県知事が姉妹県締結に関する議定書に署名しました。
出典: 宮城県公式サイト
1985年に茨城県で開催された国際科学技術博覧会(つくば'85)における交流を縁として、1986年4月にエミリア・ロマーニャ州と友好提携を締結しました。以来、友好使節団の相互派遣やフェアの開催、学校間交流など幅広い分野での交流が続いており、2025年には提携40周年に向けた記念交流事業も行われています。
出典: 茨城県公式サイト
2001年10月、ロンバルディア州知事が大阪府知事を表敬訪問し、両地域の相互協力強化のため友好提携を申し入れました。イタリア経済の中心地である同州と大阪府には共通点が多いことから協議が進み、2002年7月9日に知事が同州を訪問して合意議定書に調印。2025年10月には大阪・関西万博を機に友好交流に関する覚書が更新されました。
出典: 大阪府公式サイト
柏原市はグロッセート県・グロッセート市と様々なレベルで友好交流を積み重ね、1999年5月12日にグロッセート市庁舎において友好都市提携に関する議定書に三者で調印しました。以後、世界の料理教室やホームビジット、ぶどう狩りツアーなど市民レベルの国際交流事業が続けられています。
出典: 柏原市公式サイト
周年の節目は、交流を観光・教育・産業の成果につなげる好機です。テクスト株式会社は姉妹都市・友好都市を活かした地方創生を実行面から伴走しています。
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